GARAGE 06

HONDA ODYSSEY '04

2020/10/2更新

こでは、生涯で初めて新車で購入した車「オデッセイ・アブソルート」を紹介。


▲夏仕様「17inch無限NR+純正タイヤ」 

◆オデッセイ購入まで(2004.6)◆

 '03年10月24日に販売が開始された3代目オデッセイを'04年6月に契約し、7月に納車されました。グレードは走り重視のアブソルート。最高出力200馬力を発揮する2.4L DOHC i-VTECエンジンと5速オートマチックトランスミッション、専用チューニングを施したサスペンション&ブレーキが用意されていると聞けば決まりでしょう。

 前は自分がミニバンを買うなど想像もつきませんでしたが、やはり家族が自分も含め4人いて(のちに5人に)、マイカーがNSXとビートの2シーター2台体制ではあまりに不便で、家族でのドライブをすべて奥さんのS-MXに頼っていては(のちにインサイトに)問題ですし、自分や夫婦の実家の家族も時々乗せることを考えると、 やはりミニバンを買わねばという結論に達した次第です。ミニバンと一口に言っても、今や世にあふれた状態ですが、個人的にメーカーはホンダと決まっているので、あまり迷うことはありませんでした。唯一迷ったのが、'04年6月10日より発売が開始された同じホンダのエリシオン。3代目オデッセイの発売と当時に買わなかったのは、エリシオンと比較検討したいという気持ちがあったからです。走りはNSXに任せて、家族でのドライブはゴージャスにいくのも悪くないと思ってのことだったのですが、実際発売されたエリシオンを見てみると、オデッセイの売りの1つだった低床プラットフォームは採用されておらず、ライバルとなるアルファード、エルグランド、エスティマのいずれよりも床が高く、しかも天井が低いため、このクラスとしては広い空間が確保されていないことにまずがっかり。子供っぽいフロントグリルも今ひとつで、とどめは超強気の高価格。これで気持ちは固まりました。

◆無限エアロ装着(2004.7)◆

 れにしても3代目オデッセイの斬新なスタイリングには完全に参りました。デビュー当初、多くの車雑誌では「アクの強いデザインに好みが分かれそう」みたいなことが書かれていましたが、これほど洗練された若々しいデザインのミニバンは今までなかったと思います。案の定、「ありふれた車はどうも…」という自分としては街で見かけすぎて困るぐらいの売れ行き。エアロパーツ等のアフターマーケットも活発です。で、やはりここは個性を出さねばなるまいと、契約前には真剣にエアロ選びに没頭しました。デザインはもちろんブランドイメージもよい「ファブレス」や「ギャルソン」、VIP系の「Wブラッド」などにもかなり惹かれましたが、結局定番の「無限」に決定。「無限」のデザインは車種によってはハズレも多いのですが、今回のアブソルート専用エアロのデザインはなかなかで、しかも品質は純正並の信頼性があり、商品が塗装済みで他社より割安、何よりスポーティイメージがダントツということで決めました。唯一の心配は、「あまりにデザインがまとまりすぎていて一般人には純正にしか見えないのではないか」というものだったのですが、実車を見て大満足。 文句なしのカッコ良さ。エアロで悩んでいる方には是非オススメします。ちなみに価格はフロントエアロバンパー141,750円/サイドスポイラー66,150円/リアアンダースポイラー54,600円です。オプションのディフューザー55,650円は、そこまでしなくても…ということでパス。

◆純正HDDナビ装着(2004.7)◆

 タログに掲載されているメーカーオプションで購入した物はHDDナビ(340,000円)のみ。ディーラーオプションのDVDナビでも十分と言えば十分なのですが、純正のHDDナビの能力を一度体験してみたかったのでつけてみました。HDDナビとセットのバックモニターカメラは、使ってみるとこういう車に乗り慣れていない私には今や必需品。これがなかったらバックが大変なストレスになっていたと思います。これ以外に取り付けたオプションを以下に紹介してありますが、唯一今ひとつ期待通りでなかったのがモデューロのフットライト(フロント7,350円、リア4,200円)。「スモールライトに連動して適度な明るさで優しく足下を照らします。」ということでしたが、光量が全然足りなくて、点いているのかいないのか全然分かりません。カーペットやフロアマットが黒系のため光を吸収してしまうせいもありますが。真っ暗闇のところに行けば別ですが、夜間でもたいていのところには街灯の明かりなどがあるので、同乗者はまず気がつかないのではないかと思います。色も不満で、前期型のアブソルートでは室内のイルミネーション同様、赤しか選べません(アブソルート以外が青で、本当はそちらが希望だったのですが…)。後期型では全てのグレードで室内のイルミネーションとフットライトの色は赤と青のどちらでも選択できるようになりました。

ベンチレイテッドバイザー【無限】(21,000円)

 スモークタイプのアクリル製でフロント・リアの4枚セット。雨天時に車内換気したいときに、あると便利なバイザーですが、車のスタイリングを崩すので、奥さんにS-MXを購入させたときにはつけませんでした。でも無限のカタログに独特の形状をしたバイザーが掲載されているのを発見。それっぽい解説と、純正オプションと同価格であることに魅力を感じて購入。フロントの下辺には、カタログには記載されていなかったブラシのような物がついており、それがどのような効果をねらったものか分かりませんが、無限のコダワリが感じられて大変気に入っています。 ただ、洗車時に、拭き上げに使うタオルの繊維などがそこに引っかかるのが少々気になります。結構人気があるようで、多くのホンダ車に同形状のものが用意されるようになり、現在では「タイプM」などの名称のコピー品が出回るようになりました。

ウインカードアミラーカバー【DOOV】(33,000円)

 ベンツが始めて、いまやホンダのコンパクトカー・フィットにも純正装着されているウインカー内蔵ドアミラーですが、オデッセイのオプションとしていくつかのメーカーから、かぶせるタイプのウインカー内蔵ミラーカバーが発売されています。その中でも人気なのが、ホンダディーラーでも扱っているDOOV(ドゥーブ)ブランドのこの商品。キーレスエントリーに連動してミラーの下を照らすパドルライト付きを選びましたが、それほど明るく照らすものではないので、パドルライトなし(23,000円)の方が、デザインもすっきりしていていいかもしれません。ちなみに工賃が14,000円と結構お高いのでご注意を(ドアの内張を全部はがして配線をしなくてはいけないため)。ちなみに後期型からはドアミラーウインカーが標準装備になりました。

インテリアパネル【モデューロ】(10,500円)

 アブソルートの木目調パネルはすべてブラックウッドに統一されていますが、ドア、ステアリング、シフトノブなど、さらに木目調の部分を増やすためのオプションが用意されています。上記の部分も金銭的に余裕があれば是非付けたいものの、そのままでも十分に高級感があるのでパス。唯一、天井のエアコン吹き出し口部分のみプラスチッキーで今ひとつだったので、2列目シート上と3列目シート上の2点セットを購入しました。ただブラックウッドというのは木らしく見せるのが難しく、一つ間違うと単なる黒いプラスチックにしか見えないのが辛いところ。わざわざ標準グレードで選べる赤木目調、茶木目調、黄木目調などに全部交換する人がいるのもうなづけます。後期型では、アブソルートでも他の木目が選択できるようになりました。

◆スタッドレスタイヤMZ-03購入(2004.12)◆

 初の冬が近づいてきて、考えなくてはいけないのがスタッドレスタイヤ&ホイール。タイヤはやはりF1のイメージからブリジストンと決めており「MZ-03」をチョイス。 オデッセイ購入の年には「REVO1」という新作スタッドレスが出たのですが、「MZ-03」の1世代前の「MZ-02」がまだまだ現役で販売されているくらい「MZ-03」も古いものではないので、「REVO1」よりちょっと安いということもあって「MZ-03」にしました。問題はホイール。インチダウンは避けたいですし、どうせなら夏用に純正以上のグレードのホイールを履かせたいので、とりあえず今の純正ホイールにスタッドレスを履かせました。

◆無限ホイールNR購入・装着(2005.3)◆

 て夏用のホイールですが、ショップの安売りホイールはタイヤとセットで13万円からと安いのは安いのですが、いかにも安物っぽくてパス。思い切って18インチにしようかとも思いましたが、ホイールはもちろん、18インチのタイヤの価格が馬鹿にならず、はずした純正17インチタイヤももったいないので、やはり17インチからセレクトすることに。ショップが勧めてくれたのがRAYSの新作「ベルサス」。スポーティな5本スポークタイプで、価格もこれならスタッドレスとセットで約20万となかなか魅力的。でも結局購入したのは無限の「NR」。見た目は結構地味な10スポークタイプなのですが、「JGTCでNSXが使用しているホイールのロードバージョン」という触れ込みだけで決めてしまいました。価格は20万をちょっと越えてしまいましたが、エアロとブランドも統一できて大満足。無限オデッセイのカタログでも、この「NR」を装着していました(18インチでしたが)。もう雪も降らなくなった翌05年3月9日にタイヤ交換を行い、ついにこの「NR」を装着しました。

◆ユーロテール購入(2005.5)◆

 々から興味のあったユーロテール。要するに純正では当たり前の赤いテールレンズを、他車と差別化をはかるドレスアップの一環としてクリアタイプにしたものですが、最近では社外品ばかりでなく、新車の状態からクリアテールが採用された車(トヨタのアルテッツァあたりから)もリリースされるようになりました。3代目オデッセイ用は結構いろいろなブランドから発売されているのですが、よく見てみると元はどれも同じ台湾製の商品のようです。となれば安いが一番。クリアメッキ、ブラックメッキ、オールレッドの3タイプがあり(その後さらにバリエーションが増加)、主流はクリアメッキタイプですが、ダーク系でシブくきめてみたい自分としては迷わずブラックを選択。3万円以上で販売しているショップがある一方で、最安値はネット販売の12,800円。2005年初頭から出回り始めたLEDタイプは24,800円からなかなか値崩れしないなぁと思っていた2005年5月4日、地元のオートバックスで26,800円で販売されていたLEDブラックタイプを見つけて衝動買い。そして翌5月5日に自分で取り付けに挑戦。まずは目障りなリアガラスに貼られた楕円形で緑色の「平成22年燃費基準適合」ステッカーをはがすところからスタート…。

【純正テールレンズ装着状態】

 一応アブソルートのテールランプは、薄くスモークがかかっていて他グレードとは差別化がはかられているのですが、言われなければ分からない程度の差。オデッセイは街中をかなり多く走っている車なので、せめて無難すぎるテールレンズは大きなイメチェンをしたいところ。

【純正テールレンズを取り外した状態】

 素人でも比較的簡単に取り外すことができます。ただ、ネットや車雑誌を見ると、いかにも簡単に外せるように書いてありますが、レンズをサイドで固定している2本のピンのうち下側のピンは簡単に外れてくれません。無理すると折れてしまうらしいので、くれぐれも慎重に。

【ユーロテールレンズ装着状態】

 ただ取り付けるだけなら取り外しから15分もあれば完了してしまう作業ですが、海外の製品ゆえクオリティが低く水漏れの可能性ありという話なので(実際はそうは見えない高クオリティ)、コーキング剤で防水処理を施しました。コーキング剤が乾いたら取り付けは取り外しの逆の要領で超簡単。

【ユーロテールレンズ夜間点灯状態】

 LEDの輝きが未来的でイイ感じ。少々暗い気もしますが、ブレーキを踏んだ時の明るさは十分なので安全性に問題はなさそうです。LEDは見た目の新しさだけでなく、小電力で寿命も長く、いいことずくめ。それにしても、まさに黒いオデッセイのために生まれてきた商品ではないかと思えるくらい完璧なマッチング。満足度200%です。

 

★詳細なユーロテール装着手順★

※今回使用したコーキング剤はセメダイン社の「シリコーンシーラントセメダイン8060ブラック」(365円)。コーキングガン(148円)を使って本格的に作業しましたが、バス用のチューブタイプで十分かも。2割くらししか使いませんでした。
@パッケージから商品を取り出します。取説はコピーにコピーを重ねたもののようで解読不能。まるで暗号のよう。オデッセイに使用不能な規格外オレンジランプ2個と長方形の反射板2枚が付属していますが、全く意味不明なサービスです。 Dブレーキ球、バック球、ウインカー球の3つをソケット部分を回して外すとレンズがボディーから離れます。ブレーキ球をソケットから外して、そこにユーロテールから出ている端子をつなげば、後はユーロテールをはめ込むだけ。ウインカー球とバック球が左右逆にならないよう注意。
Aリアゲートを開けて、テールレンズを固定しているネジを隠している丸いふた(片側2枚ずつ)を小さいマイナスドライバーでこじ開けます。できればドライバーの先に布を巻いて丁寧に。乱暴にするとふたのツメを折ってしまいます。 E外した純正レンズとの比較。話に聞くよりは品質は高そうですが、念のためコーキング剤で防水処理。今回使用したセメダイン社の商品は伸びがよく、あっという間に固まったりしないので、はみ出た部分のふき取りや表面のナラシもヘラと指があれば十分。ヘラや指についた液剤もティッシュで簡単に拭き取れます。
Bふたの下から出てきたナットを外します。プラスドライバーでも外せますが8ミリレンチが確実です。かなり固く締まっているのでドライバーだとネジ穴をなめてしまう可能性大。実際ドライバーで外せたナットは1つだけでした。 Fクリアレンズ部とベース部の境界をぐるりと一周コーキング。確かに結構すき間はありますが、内部に通じているようなものではなく、純正にも同じようなすき間はあるのでそれほど神経質にならなくてもいいかも。両側仕上げる間にかなり上達して職人気分。乾燥時間が必要です。
Cナットが外れたら、両側共にレンズを外側にゆっくりスライドさせれば外れます。ただし上でも記したように、サイドの2つのピンのうち下側のピンはなかなか外れてくれないので要注意。こじっているうちにボディ側にキズをつけるおそれもあり。 G完全にコーキング剤を乾燥させるには数時間は必要そうな感じでしたが、短気な自分は1時間後には装着してしまいました。ちなみにナットを締める前に各ランプの点灯確認はした方がいいです。実際、片方でバック球とウインカー球を逆に取り付けているのに気がつき直しました。

◆無限ローダウンスポーツサスペンションキット購入(2005.5)◆

 はユーロテールより先の2005年3月下旬に購入していたサスキット。純正サスにも十分満足していたのですが、どうしてもローダウンしたくて1回目の車検ぐらいに購入するつもりでいたところ、ヤフオクで程度の良さそうな中古を見つけて新品の3割引きくらいで購入。ディーラーに取り付けに出かける暇がなくてずっと部屋に放置してあったのですが、5月16日の午後、たまたま取ってあった有休を使ってやっと取り付けに行きました。ちなみにこの時点での走行距離は7,400km。無限のカタログによると取り付け時間は2.4時間。実際にはアライメント調整などもあって、もっとかかると言われていたのですが、いつもお世話になっているベルノ店のメカの方が3人がかりで作業して下さって、なんと1時間ちょっとで仕上がってしまいました。本当にいつもありがとうございます。工賃は2万円ちょっとでした。
 
着前のホイールアーチとタイヤとの間の距離は約7cm、装着後は約4.5cmと、カタログ通りに2.5cmダウンしています。リアも一応下がりましたがフロントほどの変化は見られませんでした。まだサスが十分になじんでいないせいかもしれません。ちなみに計測は、装着後、約40kmを走行した後に行いました。乗り心地の方ですが、「スポーツ性とコンフォートをバランスさせた」と言うだけあって、思ったほど悪化しませんでした。ちょっとゴツゴツするようになった気がするかな…という程度。知らないうちに交換されたら気が付かないレベルです。これもサスが車になじむのと、自分の慣れで、すぐに気にならなくなりそうです。

【商品構成】

 商品構成はダンパーと専用スプリングのアッセンブリ。これに取扱説明書が付いています。無限のカタログによると、アブソルート用サスキットの減衰力はノーマル比(伸び/圧縮)フロント105/122、リア110/108、スプリングレート(N/mm)は、フロント63.0(スタンダード値57.9)、リア84.3(スタンダード値80.3)、車高はフロント・リアともにノーマル比−25mmとなっています。ちなみに定価は税込み105,000円。電動サードシート装備車には装着できません。

◆テレビ&ナビキット/ワンセグチューナー購入 (2008.4)◆

 しぶりにオデッセイに手を入れました。2008年4月25日に新たにオデッセイに装着したのは、走行中にTV/DVD鑑賞・ナビ操作ができるテレビ&ナビキット(データシステム製HTN-39/YH価格30,240円)とワンセグチューナー(KEIYO製AN-T02D/YH価格14,800円)です(工賃15,750円で合計60,790円)。どちらも、もっと早く付けておけばよかったと後悔するくらいのすぐれもの。 ただし、走行中に行き先設定などのナビ操作をすると、現在地表示が、行き先設定を始めた時のまま、しばらく動かなくなったりしますが…。これで長距離ドライブでも子供を退屈させることはなくなりそうです。ちなみに車検は問題なく通ります。

◆タイヤ購入(2009.4)◆

 12月半ばから3月末まで自家用車にスタッドレスタイヤを履きっぱなしという地域に住んでいますが、2009年の春はスタッドレスタイヤのまま4月を迎えてしまいました。前年末に外したノーマルタイヤが溝がほとんどない状態で、新しいタイヤを購入しなくてはならないという事態に陥っていたためです。我が家のオデッセイは、2004年7月に新車で購入した時のまま、冬期のスタッドレスタイヤでの走行も含め42,000kmほど走行しましたが、さすがにノーマルタイヤには限界が来たようです。迷っていてもしょうがないので、やむなく職場に一番近いブリヂストン直営のM店に相談すると、オススメはミニバン専用タイヤ「プレイズRV」とのこと。脱着料・古タイヤ処分料込83,000円という価格に明らかにびびっている私に、スタッフの方が次に勧めてくれたのは「スニーカー」という廉価ブランド。これは59,000円とお手頃感があったものの、カタログのスペック表の明らかな差に前者購入を決意。当然そんなキャッシュは持ち合わせていないので、滅多に使わないカードを使用。
 
宅後、今ひとつ納得のいかなかった私は、以前オデッセイのスタッドレスタイヤを購入したタイヤ専門店のT店(その時ホイールを派手に傷つけられ、しかも知らん顔をされたので二度と行っていない)に電話して同じ商品で見積もりしてもらったところ、結果は87,000円。次に大手カー用品店のY店に聞いてみると、結果は驚きの97,000円。帰りにたくさん粗品までくれたM店に感謝。 これからひいきにさせていただきます。メーカーやブランドにこだわらなければ、いくらでも安い商品があるのは知っていますが、長く使う物はどうせなら良い物を、ということで今回は納得。ちなみにオデッセイのタイヤサイズは215/55R17。これからじっくり乗り味を味わってみようと思います。

◆ヘッドライトトラブル(2009.11)◆

 009年11月下旬、夜の走行中にやたらと視界がチカチカしたと思ったら、いつの間にか視界が暗めに。車を停めて確認すると、運転席側のヘッドライトが点灯していない…。スイッチを入れ直すと点灯したものの、数日後また同じ症状が。これは危険と思ってディーラーで診てもらったところ、前期型では定番のトラブルで、後期型ではヘッドランプのメーカーを変更しているとのこと。そこまでホンダは把握しているのに、一応5年以上はもったということで保証対象外。ディスチャージヘッドランプって長寿命が売りだったのでは…。しかも修理はバルブ交換では済まず、なんとライトユニット丸ごと交換で代金は13,650円。かなり納得がいかないところですが、12月1日に仕方なく修理。そしたら数日後、反対側のヘッドライトもチカチカと…。結局、そちらはそれ以降症状が出ていないので放置してあります。同時に壊れると分かっていれば、いっそのことカスタムヘッドランプに交換すれば良かったと後悔している今日この頃。

◆エンブレム用マジカルカーボン購入(2010.1)◆

 車のNSXにはNSX-R(後期型)の赤エンブレム、ビートにはインテグラTypeR(初代)の赤エンブレムを装着しているのですが、オデッセイにもそのうち付けたいと考えていました。しかし、あのデカいオデッセイのリアエンブレムサイズのタイプR用エンブレムは存在せず、おそらく色々なところで販売されているホンダ純正と謳った商品は、単なる赤いボディカラーのホンダの大型車用のものと思われます。それを高いお金を払って流用するのも気が引けて、結局選んだのは「ハセ・プロ」から販売されている「マジカルカーボンシリーズ」。エンブレム自体を交換するのではなく、エンブレムのHマークの隙間の形に切り抜かれたシールを貼っていくもの。ただのカッティングシートとは違って厚みがあり光沢のあるカーボン地がなかなかカッコイイのです。
 
ず、2009年12月 にヤフオクで安く出品されていたインサイトのリアエンブレム用を購入して奥さんのインサイトに装着し、その良さを確認。そして、2010年1月、ハセ・プロの特売セールを利用して、インサイトのステアリング用、オデッセイステアリング用とリアエンブレム用を2割引で購入。ちなみに定価は、ステアリング用が1,050円、リアエンブレム用が1,580円で した。純正エンブレムが5,000〜6,000円くらいすることを考えると、かなりリーズナブル。貼り付け方法は、貼り付ける場所をきれいにして後は貼るだけ。リアエンブレム用には、圧着用の綿棒が付属していて便利です。リアエンブレム用は、ビックリするくらいピタリとはまるサイズですが、ステアリング用は、インサイトもオデッセイも微妙な形状のズレが…。でも貼ってしまうとほとんど気にならない程度の誤差です。でも、やはりリアのエンブレムは大きすぎ。赤くするとその大きさがさらに誇張されます。エンブレム装着部分のへこみを埋めるパーツも販売されているので、いったん純正エンブレムを外して、他車のエンブレムを流用した方がいいかもしれません。

    

◆灯油を車内にこぼしてしまったら…(2010.1)◆

 010年の新年早々、オデッセイのリアに積んだ灯油のポリタンクが転倒。ふたはきっちり閉まっていたのに、なぜか中身がこぼれて灯油の悪臭が車内に充満。こんな時あなたはどうしますか?さっそくネットのQ&Aサイトで色々調べてみるのですが、多いのは@「50%に希釈したエタノールで洗浄」A「ひたすら換気して完全に揮発するのを待つ」というもの。@は洗浄と言っても、フロアマットならともかく、3列目シートを外して丸々洗うわけにはいきませんし、何より50%希釈のエタノールを大量に用意する時点で非現実的。Aについても灯油を使うのは基本的に寒くてじめじめした(日本海側はからっと乾燥したりしません)冬場ですから、夏場のように簡単には揮発してくれません。そこで見つけた最強の裏技が「除菌アルコールスプレー」の使用。新型インフルエンザの流行で、各社から数えられないくらいの商品が発売されており、わずか数百円で購入可能。これを灯油をこぼした箇所に大量に吹き付けて放置しておくと、アルコールが車内にしみこんだ灯油になじんで揮発を促進。一晩でほぼ臭いがなくなりました(うっすら残った臭いも半月くらいマメに換気していれば完全になくなります)。素材によってはアルコールに弱い物があるかも知れませんので注意が必要ですが、「食器にかかっても安心」と謳ったキッチン用などが安心感が高くて良いと思います。是非お試しあれ。もちろん衣類に付いた灯油にも有効。 衣類の場合、ドライクリーニングに出すのが確実ですが、こちらの方法が簡単安上がり。ちなみに灯油がしみこんだ物をすぐに洗濯機で水洗いするのは厳禁です。洗濯機や他の洗濯物に臭いが移って大変なことになるので、臭いがなくなるまで干してから洗いましょう。

◆所ジョージさんのオデッセイ(2012.12)◆

 012年の冬は例年より冷え込みが早く、いつもより早めの12月2日にタイヤ交換をしました。新車購入時に買ったスタッドレスタイヤのままなので(9シーズン目)、そろそろ新しいのに買い換えた方が良さそうなのですが、なかなか踏ん切りが付きません。さて、12月8日にたまたま職場の同僚と車の話になり、所ジョージさんのオリジナルワンオフのコブラ風RB1オデッセイを知っているか聞かれて、そういえばこの夏、北海道旅行をしたときに、宿泊先のホテルの駐車場で珍しいオデッセイの写真を撮ったなぁと思って探してみたら、その写真が出てきました。ネットで調べてみると、所さん自身がトータルコンセプターを務める月刊誌「デイトナ」誌上の企画において、前期型をベースにデザインをシェルビー・コブラに似せた「ファミリーコブラ」と呼ばれる車両を製作し、2007年に大阪オートメッセのホンダブースで展示もされたとのこと。まさか所さん本人の車!?とも思ったのですが、写真のナンバーは北海道のもの。さらに調べると、製作協力したエアロメーカーのケンスタイルが2008年に市販を開始したことが分かり、どうもそれを購入・装着された方の車のようです。いずれにしても珍しいことに変わりはなく、これが最初で最後の目撃でした。


▲2012年夏に、北海道の某温泉の駐車場で見かけた所ジョージ仕様のコブラ風オデッセイ

◆純正ナビ地図データ更新(9年目4回目の車検にて) (2013.6)◆

 013年夏、4度目の車検を迎えてディーラーにリクエストしたのは純正ナビの地図のデータ更新。9年も乗っていると、さすがに街の様子や道路状況も変わってきて、気がつくと道なき道を走っていることもしばしばえした(特に高速道路では混乱します)。メーカーの最新データは去年の秋くらいのもので、次の更新はだいぶ先とのことだったので決断。車検で車を預けたときに、インパネ下部の専用ボルトで固定されているHDDマークの書かれたフタの中にあるタバコの箱をちょっと薄くしたくらいのサイズのHDDユニットを抜いてメーカーに送り、10日程度で送り返されてきたHDDユニットを、ディーラーの方が自宅へ来てくれて、すでに車検の終わっている車に元通りに取り付けて完了。HDDユニットをセットしたあとエンジンをかけると、PCのソフトのインストール中のような感じでナビ画面にゲージが表示され3分ほどで終了。保存してあった目的地データや音楽データはどうせ消えるだろうと思って事前にほとんど削除しておいたのですが、どうやら削除されないようです。ちなみに更新費用は15,750円。車検代は、それ込みで153,000円でした。ブレーキパッド交換とナビ更新で、前回より3万円以上高くなってしまいましたが、要交換と診断されたバッテリー交換は断ったので、これでも一応節約したつもりです。

◆ナンバー封印カバー装着(2014.4)◆

 014年3月30日、奥さんのインサイトは、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに戻す時、増税間近ということもあり、ノーマルタイヤを寿命が来た純正品から新品に交換。エコタイヤにすることは決めていたのですが、色々と比較して、高性能で耐久性も高い新製品の「ブリヂストンECOPIA EX20」に決定。最近できたオートバックスで込み込み5万円。オデッセイも現在のノーマルタイヤが限界なので早く替えたいのですが、このままあと1シーズン乗ってしまうかも…。 ちなみにスタッドレスは完全に硬化してしまっていて、次のシーズンの買い換えは確定。
 
月5日には、 ヤフオクで入手した無限ロゴ入りナンバー封印カバーを装着してみました。
ペットボトルキャップにシールを貼っただけのものですが、1個150円と安かったので、NSX系5種と無限系2種を落札。無限系をオデッセイとインサイトに装着して耐久テスト中。ちなみにビートは軽なので、封印はないため装着できません。
 ※2017年4月末まで3年間装着を続けて外しました。若干色褪せが見られましたが、変形などは全く問題はありませんでした。キャップは結構丈夫なんですね。ちなみに封印にカバーをすることはナンバー自体へのカバーと異なり違法ではありませんが、封印を外した盗難車ではないかと疑われて職質される可能性はありますので装着は自己責任で…。)

◆真夏にエアコン故障(2014.7)◆

 014年7月23日の猛暑日にオデッセイで出張中、高速道路上でエアコンが故障。往復で熱風地獄を味わいました(窓を開けた方がマシでした)。2週間ほど前にも同じ症状が出たのですが、翌日には元に戻ってそれ以来何事もなかったので安心していたら、このざま。ガス抜けかと思っていたら、翌日修理に出したところ、全長2cmほどのリレーユニット(ミツバ製)交換で完治。 最初、修理代は工賃込みで8,000円くらいと言われてちょっと焦っていたのですが、実際請求書が送られてきたのを見たら部品代のみで1,242円で安心しました。

◆5回目の車検時に2度目のノーマルタイヤ交換(2015.6)◆

 015年6月15日 、6月11日に5回目の車検に出していたオデッセイが戻ってきました。昨年末にバッテリー交換したばかりなのにエンジンの掛かりが時々悪かったのはセルモーターの寿命と判明し、リビルド品に交換(48,600円+工賃10,886円)。インジケーターのDランプ点滅トラブルはスイッチアッシー交換のみで済んで良かったのですが(2,916円+工賃129円) 、一番の出費はタイヤ交換。そろそろ車の入れ替えも考えないといけないかもと交換を渋っているうちに新車から2セット目の夏タイヤにも限界が来てしまい、昨年末に交換したスタッドレスタイヤに引き続き交換することに。銘柄はディーラーにお任せしたところ、今年2月に発売されたばかりのヨコハマ「BluEarth RV-02」を用意してくれました(70,200円)。ブリヂストンの同クラス品「ECOPIA EX20RV」より安く(通販ではもっと安い)、先代の「BluEarth RV-01」(「ECOPIA EX20RV」と同スペック)よりウエット性能が向上しているとのことで納得の選択。結局、トータル出費は284,000円に。

◆ナンバープレートフレーム交換・ナンバープレートボルトカバー装着(2017.5)◆

 017年5月3日、ビートの白ナンバー化計画の一環で購入したカーボン調ナンバープレートフレームが、大きすぎてビートに装着できないことが判明し、同時に購入したカーボン調ナンバープレートボルトカバーも、別にビート用に購入したボルトリングを隠してしまうくらい大きいことが判明したため、どちらもNSXとオデッセイに使用することに決定。

 ,000円以下で買える手軽なカーボン調ナンバーフレーム2枚セットをネットで探し、人気のありそうな4点をピックアップした中の1つが今回装着したMaverick製のNUM-01Dという商品(Amazon価格1,390円)。とは言っても、全く同じ商品と思われるものが、様々なメーカー名(VULCANS、ノーブランドなど)で販売されていました。プリントされたカーボン柄は若干チープですが、そこそこ質感が良く構造が丈夫そうなのと、幅が広い分、しっかりとカーボン柄をアピールできているところが気に入って購入(ビートには、その幅の広さがあだとなったのですが)。カーボン調ナンバープレートボルトカバーはSEIWA製(Amazon価格486円)。100円硬貨とほぼ同じくらいのサイズがあり、好みは分かれそう。金属製のリングと組み合わせたタイプの方が高級感があって良かったかも。

  

  

◆無限メタルステッカー貼付(2017.5)◆

 月3日にオデッセイを洗車した時、リアのオデッセイエンブレムが劣化で剥がれてしまいました。後から貼った無限エンブレムを残すと助手席側のアブソルートエンブレムとのバランスが悪いため、それも剥がし、糊の跡をきれいにしようとしたのですが、シール剥がし剤は全く効かず、灯油とシンナーで結構落ちたのですが、まだオデッセイの文字が読めるくらい消えません。塗装皮膜まで成分が浸透してしまったのかコンパウンドで磨いても消えません。もう諦めて、ヤフオクで2,700円で売られている新品の純正エンブレムを購入して貼り直そうかとも考えたのですが、それもなんとなくシャクで、最終手段として耐水ペーパーでこすったら、さすがにやり過ぎて塗装の一部がはげてしまいましたました…。それでも文字の判別ができなくなっただけで、糊の跡はまだ目立ちます。そこで、少しでも目立たなくするため、事前に購入しておいた転写式の無限純正メタルステッカーLを貼ってみました。ブラックボディにガンメタのステッカーでは見えづらいかとも思いましたがイイ感じ。はげた箇所を隠すため助手席側に寄せすぎたため、左右のバランスは今一つ。右側に「RB1」とか足したいところです。

 
▲13年目にしてついに剥がれてしまったオデッセイエンブレムを両面テープで仮どめして撮影。  ▲あまりにも跡が消えないのでやけを起こしてペーパー掛けしたらさすがにやりすぎました…。

 
▲こまかすために無限純正の転写式メタルステッカーL(ガンメタ・864円)を貼ってみました。 公式サイトには180mmと記載されていますが、転写される文字部分は155mmほどなのでご注意を。

 
▲近づくとまだ糊の跡が目立ちますが、遠目には分かりません。ステッカーの右側が微妙にあいてしまったので、何か追加を考えます…。

◆突然のパンクで3度目のノーマルタイヤ交換(2018.8)◆

 018年8月24日 、出張帰りに最寄りのインターチェンジと自宅の中間地点くらいでタイヤの異常に気がつき、降りて確認してみたところ左のリアがペチャンコに。人生でパンクの経験など過去に1〜2回くらいしかないと記憶しているのですが、とりあえず空き地に止めて、初めてオデッセイのテンパータイヤを取り出して自分でタイヤ交換し、閉店5分前のオートバックスさんに滑り込み。リア2本交換は覚悟していたのですが、なんとフロントも内側の減りが激しいとのことで、結局4本すべて交換することに。銘柄は、ブリヂストンやヨコハマを見積もってもらうと、やはりそれなりに高く、今回は予想以上に早いサイクルでの交換となってしまったので、予算をぐっと抑えてトーヨーの「トランパスmpZ」にしました。

 @最初の純正タイヤからの交換は新車購入から5年後の2009年4月

   Newタイヤはブリヂストン「プレイズRV」込み込み83,000円
   
純正タイヤでの走行距離約42,000km

 A次の交換は、6年後の2015年6月

   Newタイヤはヨコハマ「BluEarth RV-02」込み込み78,408円
   
「プレイズRV」での走行距離約64,000km/トータル約106,000km

 B今回の交換は 前回から僅か3年後の2018年8月

   Newタイヤはトーヨー「トランパスmpZ」込み込み69,120円
   「BluEarth RV-02」
での走行距離約33,000km/トータル約139,000km

 

 こうしてみると明らかに今回は不経済な交換ですね。空気圧管理が悪かったのでしょうか…。スタッドレスとの交換のたびにGSで空気圧チェックは欠かさなかったと思うのですが…。車を預けることも覚悟していたのですが、オートバックスさんは閉店を遅らせて40分ほどで交換を完了してくださいました。確かに不運な出来事ではありますが、高速道路運転中にバーストしたり、事故を起こしたりすることもなく、自力でショップに駆け込んですぐに復旧できたことを思えば、ラッキーだったとポジティブに考えることにします。

◆突然故障したナビユニットを中古の後期型に交換(2019.1)◆

 1月7日、仕事からの帰宅中に、いきなり壊れたオデッセイのナビ。CDの読み込み音のような異音発したかと思うと、画面がブラックアウト(時計だけ表示・サウンドコンテナも使用不可・バックモニターは使用可能)。再起動しても「ハードディスクが接続されていません」的なメッセージが出てやはりブラックアウト。ディーラーによるとメーカーで見積もりしないと詳しくはわからないものの、経験上修理代は約6万円かかるだろうとのこと。
 そこでヤフオクで中古品を検索することに。RB1/RB2ナビユニットの中古相場は5,000円〜42,000円くらい。5,000円前後のものは動作未確認のジャンク品ばかりなので、もう少し上の価格帯で動作確認済みのユニットをチェック。さらに、愛車のRB1オデッセイは前期型ですが、少しでも新しいものがよかろうということで互換性のある後期型ナビから探し、結局7,600円の商品を落札してディーラーに送ってもらって確認したところ無事動作確認できました。
 中古品の地図データはどうせ古いので、検索した時はその辺は無視したのですが、届いた商品のデータを確認してもらったところ、案の定2009年版と、やや古めであることが判明。壊れたマイナビは、元々の2004年版を2013年に2012年版にアップデートし、前回の車検でさらに2015年版にアップデートしたものだったのですが(CD/DVDの取り出し不良で車検のついでに修理を頼んだときにアップデートされたらしい)、そこからのデータの移植はできないということで、仕方なく現在最新の2017年版データを注文しました。
 今時のデータ更新はネット経由のダウンロードですが、これは古い商品なので、メーカーにユニットを送らないと書き込みできず、1月25日現在メーカーから戻ってくるのを待っている状態です。
 1月25日に、出張ついでにディーラーで支払いだけ先に済ませてきたのですが(自宅から50kmも離れているので…)、ナビの脱着工賃が9,720円、ナビ更新が16,200円で、キーレス電池交換代の399円を足しても、支払総額は26,319円でした。6万円で修理するのと比べたら、かなり安く上がったので良かったです。


▲ヤフオクで落札して現在取り付け待ちのオデッセイ後期型ナビユニット。

◆エンジンから異音が…(2019.2)◆

 1月14日にディーラーに預けたオデッセイが、2月1日にやっと戻ってきました。初期化されマップだけ最新のものにした中古ナビは、選択画面の背景色が従来の青ではなく赤だったので新鮮(背景色は自分で選択できるのかもしれませんが未確認)。

 

 案内音声の音量は以前ゼロにしてあったのですが、久々に聞く案内音声も、これまた新鮮なのでしばらくそのままにしていたものの、高速道路走行時に「車体のふらつきが大きくなりました」というメッセージが3回続けて流れたところで、またゼロにしました。これ、前から思っていましたが絶対に欠陥だと思います。敏感すぎて本当に鬱陶しいです。特に人を乗せている時は、「運転が下手なのでは?」とか「危ない運転をしているのでは?」とか思われそうで、本当に嫌…。

 さて、オデッセイが返ってきて1週間後の2月8日に仕事から帰宅しようとしてエンジンを掛けたら、エンジンから「フィーン」という聞き慣れない異音が…。アクセルを踏むと、それに呼応して異音も変化。翌日遠距離の出張が控えていたこともあって、また入院させないといけないのか…と頭を抱えましたが、翌朝エンジンを掛けたら聞こえなくなっていました。オイル漏れもなく、警告灯も付かず、エンジンルームから異臭がするわけでもないので、夏の車検まで、だましだまし乗ることにします 。
 ネットで調べると同じ症状はたくさん報告されており、パワステポンプ周辺に問題があるようです。パワステオイルの交換で直ったという方もおられるようですが、ポンプ内のフィルターが壊れて侵入したゴミでベアリングに傷が入って異音が出るらしく、ポンプ交換となると高く付くようです…。

 ちなみに、2年以上前から、高速道路走行時にエンジンの方からラジオのノイズのようなビビり音が聞こえてくることについては、前回の車検時にディーラーに相談しましたが、再現できないのでどうしようもないと言われあきらめました。とりあえず聞こえ始めたらアクセルを一瞬抜けば収まることが分かったので気にならなくなりました。

◆フロアマット交換(2019.12)◆

 ここ数年、車内の臭いが気になっていたのですが、消臭剤もあまり効果がなく、12月11日に久々に車内大掃除を行いました。GSで機械洗車にかけて、ボディを隅々まで磨き、さらに自宅でフロアマットをデッキブラシと洗剤で洗って干し、車内を隅々まで掃除機がけして、シートまで泡洗剤でクリーニングしました。そこで気がついたのは、臭いの元が劣化したフロアマットの裏面のウレタン部分から発しているらしいこと。運転席の裏面などは劣化が進んでボロボロと剥がれるくらいです。

 

 

 そこでさっそく交換候補をヤフオクでリサーチ。ビートに装着したKAROはブランド力はありますがコスパが悪すぎですし、インサイトに装着した社外品はあまりに安っぽかったので、純正品も検討しましたが、純正品の美中古品はすぐに同じような症状に陥りそうなので、それなりの社外品を新品購入することに。RB1オデッセイも旧車に近づいているせいか意外と流通している種類は少なく、極端に高級なものも安っぽいものもなかったので、似たような3種類くらいの中からAviles製のグレー/ブラックをセレクトしました。12月16日にヤフオクで落札(注文)し18日に到着。21日の休日を待って三男が手伝ってくれて装着完了しました。

 

 

 

 

 

 この商品をはじめ最近の裏面の主流は焼きフェルトのようです。確かに軽量でかつズレにくいので良いかもしれません(ゴムスパイクのインサイトの社外品はズレまくります…)。隣接するマットとの接合は、純正ではホックだったのですが、この商品はマジックテープでした。今ひとつ良い位置でピタッとくっつかないのは少しマイナスです。しかしデザイン選択は我ながらバッチリで、トータルとしては大満足。価格は11,440円(税・送料込)で買い得感は高いと思います。

 

 ※私と同じようにRB1アブソルートのフロアマット交換を考えておられる方は、RB2(4WD)用を選ぶ必要があるのでご注意ください。

◆トラブル続出…寿命が近づいているのか…(2020.3〜4)◆

 2020年3月7日、京都からの帰りにナビユニットからDVDが取り出せなくなるトラブル。何度もイジェクトボタンを押すことを繰り返し何とか出せましたが、もう怖くて入れられません。結局、後期型の中古に載せ替えてから1年2か月しかもちませんでした。ナビ機能自体は問題ないので、このまま使用し続けるつもりですが、CDから音楽を取り込めなくなるのは痛いですね…。

 2020年3月27日、富山で雨の夜に、駐車場入り口に不自然な縁石があるのに気づかずフロントが接触し、フロントバンパーの右下部と、フロントフェンダー内のプラスチックカバーとエンジンルームとの隔壁を破損。「ホンダトータルケア」システムでJAFが来てくれて破損部を切断してもらって何とか無事に帰宅。
 特に走行に問題なさそうだったので、そのまま乗っていたのですが、4月13日にプラグかぶりでオデッセイが動かなくなり、またJAFに来てもらったときに、プラグかぶりの問題はすぐに解消したものの、フロントの破損は修理した方が良いと言われ(ボンネット裏まで泥跳ねが届いていたので納得)、20日に地元のディーラーに預けました。
 23日に返ってくる予定だったのですが、ディーラーの方が自走で運んでくる最中にエンジンの不調に気がついて納車は延期に。調べてみると、チェーンベルトが伸びきって要交換とのこと。フロントの修理費以外に6〜7万円かかると聞いて車自体の買い換えも頭をよぎりましたが、急に次の車を決められるはずもなく、修理がゴールデンウィーク明けまでかかるのにもかかわらず、修理をお願いすることになりました。
 今度どこかに不具合が出るまでに、真剣に次を考えないと駄目かも…。

 4月27日、予定より早くディーラーに入院中だったオデッセイが返ってきました。早く修理が終わって本日職場に届けられました。フロントフェンダー内のプラスチックカバーの修理代が11,920円、エンジン内のチェーンベルト交換が60,000円(半分が工賃・オイル交換も含む)と、予定外の大きな出費に頭が痛いところ。破損したフロントバンパーは、カラーが黒いこともあって、修理なしでも目立たないのが救いなのですが、飛び石による白い点状の傷が目立ってきたので思い切って純正カラーのスプレー缶を使って塗装してみました。 これは三男にも手伝ってもらってちょっと楽しかったです。


▲仕事から帰宅後、フロントバンパー塗装。マスキングと塗装を三男に手伝ってもらいました。

 
▲割れてしまったフロントバンパー下部のえぐれ以上に、飛び石傷が目立っていました。
 スプレーひと吹きでこんなにキレイに。この後、乾かしながら3〜4回吹き付けました。

◆ついに来るべき時が来てしまいました…(2020.10)◆

 2020年10月2日、とうとう決断しました。翌週、我が家のガレージに、新入りの車がやって来る予定で、本来入れ替えになるオデッセイは、車検が切れる来年の夏まで置いておくつもりで保険の切り替え手続きなどを進めていたのですが、10月3日 、ディーラーに引き取ってもらい廃車手続きを取ることになりました。
 9月28日にエンジン付近からオイル漏れが始まり、2日後の30日からは、2019年2月にエンジンから発生した「フィーン」という異音が再発したためです。
 下取りも買い取りも無理そうな車に、これ以上お金をつぎ込むのは無駄という判断です。
 昨年1月に不調のオーディオユニットを交換し地図データも更新したのに今年の3月にCD/DVDの出し入れが再び不調になり、2月には前述のエンジンからの異音、昨年末にはフロアマットの劣化が限界に来て社外品へ交換、今年4月には初めてのプラグかぶり、さらにエンジン内のチェーンベルトが伸びきって新品に交換、また飛び石で傷だらけになったフロントバンパーを塗装…というように、度重なるトラブルにも必死で対応していたのですが、さすがに今回は心が折れました。
 人生4台目にして初めて新車で購入した車で、日々の通勤はもちろん、家族で日本各地を走ってきた思い出深い車だったので本当に心苦しいのですが、やむを得ません。16年間で16万km以上苦楽をともにしてきたオデッセイに心から感謝します。
 (せこい話ですが、つい先日満タン給油したばかりなのが、なおさら悲しいです…。自分で抜き取れるものなら抜き取ってNSXに移したいくらい です…。)

 2020年10月3日、オデッセイで最後の土曜休日出勤をし、帰宅後、スクラップされてしまう運命のオデッセイなのに名残惜しくて最後の洗車。
 洗車すると、数日中にスクラップになるとは思えないくらい本当にキレイで、オイル漏れや異音のトラブルさえなければ、下取りは無理でも買い取り店なら数万円くらいの値はついただろうにと思うと、残念でなりません。

 

 新車外しで残してあった純正バンパーも積み込もうかと思いましたが、未使用だけあって、洗ったら本当にキレイになったので、なんとなく記念に残しました。16年間の走行距離 は16万5000km。よく頑張ってくれました。修理すればまだまだ乗れるのはよく分かっているのですが 、これ以上たくさんの車を養う余力は、残念ながら私にはありません…。 古い車に優しい国も多いのですが、日本では古い車を大事にすることは「悪」なのです (税金が下がるどころか上がっていくなんておかしいと思います。環境に優しい車の割合を増やしたいという国の建前は理解できますが、新車をどんどん作り、廃車をどんどん生み出す方が、よほど環境には良くないはずです。自動車業界への忖度だとしか思えません)。

 

 無限顔のRB1は世界一カッコイイミニバンだと思います。16年間、本当にありがとう!

 

トップページに戻る